とあるブログのエントリを読んで、違和感を覚えたので、勢いだけであまり考えずに粗っぽく書く。 近代西洋の科学的思考、合理的思考の強みは、物事の些末な枝葉を切り落として、根幹だけに集中して、物事を単純化し、考えやすくする、ということにあると思う…
このところ文献を渉猟したり、読んで思ったことを頭の中で整理したり、それをこのブログに書き留めたり、ということが滞りがちで、ちょっといけませんね。これから独立創業者になるにあたり、自分のタイムマネジメントと言うのは、経営者が管理すべき資源の…
なかなか興味深い組織論。 toyokeizai.net まあ、私の前職は民間企業じゃなくて、役所なんで、民間とは少し事情が違うと思うんですが、同質性を高めたい幹部職員が仲良しごっこをやってて、多様性をどんどん喪失し、問題解決能力を放棄している組織、という…
なんか、ここ数日、SNS上でインク商法が炎上してるなー、と思ったら、発端はこの辺の記事がバズって gigazine.net で、さらに、netgeekで火力強化という、いつものパターンか。 netgeek.biz 面倒くさいんで動画見てないけど、別にカートリッジの残量すべ…
普段、あまりチェックしてない(けど、たまにTLに流れてくる)高知在住ブロガー、イケハヤ師の記事が、流れてきたので、一応、感想を。 www.ikedahayato.com ま、質問、と言うか相談を寄せられた立場上、相手に優しくならざるをえず、こういう回答になって…
毎度おなじみ木下斉さんによる、地域活性化あるある連載。 なぜ地方では新しい事業がつぶされるのか | 地方創生のリアル | 東洋経済オンラインtoyokeizai.net 今回も、まあ、あるある、な感じではある。 「そんなことないよ!」という人がいたら、その人は地…
昔、映画「スターウォーズ」を解説する何かの雑誌記事で、帝国軍と反乱軍を完全に取り違えて、ルーク・スカイウォーカーを帝国軍、ダース・ヴェイダーを反乱軍と書いているのを読んだことがあるんですよ。 ああ、日本人、というのは、権力とか権威、あるいは…
「たけしの誰でもピカソ」に出ていたとき、何だかよく分からん怪しいオッサンだなー、と思ってみていて、その後、沢尻エリカとのゴタゴタを通じて、個人的には、ますます怪しい印象しか持っていない、高城剛さんの本。 人口18万の街がなぜ美食世界一になれた…
新国立競技場問題は、ザハ・ハディド案に決定以降、何かしらずっとモメてる、というくらいの認識しか持ってなくて、なんで、あんなにモメてるのか、さっぱり分からないし、分かるための情報収集とかもコレといってしてないのですが。 ただ、東京に(東京オリ…
やっと読んだけど、タイトルをはじめ、ちょっと誤解されそうな本だと思った。 はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術 作者: マイケル・E.ガーバー,Michael E. Gerber,原田喜浩 出版社/メーカー: 世界文化社 発売日: 2003/05/01 メディア: 単行本 …
おのののか人気を受けた影響なのか(人気なのか?)、野球場のビール売り子についての記事。 カリスマ「ビール売り子」と新人の決定的な差 | オリジナル | 東洋経済オンラインtoyokeizai.net 接客業のありかたを考える上で、大変、勉強になります。 とは言え、…
と言う訳で、今週の東洋経済の連載も、バタバタしていて、やっと読み、 地方の衰退を招く「3つの重大な間違い」とは | 地方創生のリアル | 東洋経済オンラインtoyokeizai.net その勢いで中断してた本書も読み終える。 稼ぐまちが地方を変える―誰も言わなかった…
やまもといちろうさんが、こんな記事を挙げていたのを見逃していて、 <a href="http://sirabee.com/2015/05/15/30968/" data-mce-href="http://sirabee.com/2015/05/15/30968/">知りもしないことを聞かれ、適当に回答する国民と、その結果に右往左往する偉い人たち【コラム】</a>sirabee.com ご本人の下記ツイートで気付いて、読みに行くなど。 以前こんなコラムを書い…
ダイヤモンド・オンライン、見に行ったら、なんとなく人事系の記事が目に留まって、読み始めたら、その連載のバックナンバーの方に、もうちょい気になる記事があったので、ちょいと紹介。3月の記事です。 自分なりに思いっ切り要約すると: 「女性が輝く職…
エヴェレット・ロジャースの「普及学」をハイテク業界に当てはめ、普及のフェーズが切り替わるタイミングで陥りがちな溝=キャズムについて解説する、ジェフリー・ムーアの「キャズム」、やっと読み終わった。 キャズム 作者: ジェフリー・ムーア,川又政治 …
アンデルセンの「裸の王様」を最初に知ったのが、本だったか、保育所の紙芝居だったか、NHK教育のアニメや人形劇だったかすら、記憶が定かじゃないんだけれど、とにかく、今まで30年以上、ずっとあの話が説いているのは、 「オトナになると空気に流されて…
今朝、中央大教授の竹内健さん(@kentakeuchi2003)が紹介していた東洋経済の記事3本。 今日の東洋経済オンライン。「政府がシリコンバレーに人材を派遣して研修する」という記事と、「地方創生、ワークしないワークショップやめ少数チームで挑戦を」「超一…
先週末で前の職場の来年度採用を受付終了したらしく、その件で市長がブログを更新してたのだけど、採用PR資料を見てみたら、まあ、本当に辞めて良かった。 具体的に、どの辺で彼らの求める人物像と、自分の信条と相違があるかは、また気が向けば書きますが…
普段、書いてるテーマと違いすぎるんだけども、ライフハック、という意味では、まあ、当てはまるからいいや、的な。 で、ビリギャルの映画版が公開されているそうで。 学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文…
なんで市役所を最終的に辞めることにしたのか、というと、「市役所がやりたいこと」と「自分がやりたいこと」がある程度は一致していると思っていたのに(少なくとも齟齬があっても調整可能な範囲で)、彼らがそれをやりたいと言ってるだけで、全然、やる気…
ここ数年のまちづくりとか、コミュニティ・デザイン、あるいは地域おこし系の議論を聴いてると、どうしても、ゆるふわなトーンに、戸惑いを覚えてしまう自分がいる訳で。 「お金じゃだけじゃない世界」、「数値化できない価値」みたいな話を持ち出されても、…
ちょっと古い、2012年の記事なのだけど、終末ケアをしてきた女性看護師(?)のブロニー・ウェアさんが多くの患者を看取ってきた中で、最期にありがちな後悔を紹介し、後悔しない人生を送るためには、という記事(英文)。 Top 5 Regrets Of The Dyingwww.hu…
これから書く話は、普段のまちづくりとか行政みたいな話とは全然、関係ないんだけれども、流行とかブーム(一過性の狂騒)と、文化あるいはライフスタイルとの関係性みたいな文脈でとらえれば、それなりに意味がないとも言えない、と思って、一応、まとめて…
市役所で産業振興の部署に長くいたクセに、すっかり存在を忘れていたぜ(笑) 経産省の新年度事業概要も在職中に見てたけど、自分が使うつもりで見てなかったので、後で一応、再チェックしないとだ。 とりあえず、中企庁のページ見に行って、創業者が普通に…
やまもといちろうさん(@kirik)が、週刊プレイボーイ16号で木下斉さん(@shoutengai)と「地方創生」について対談してる件を、ご本人もブログで言及しておられる。 週刊プレイボ-イ 2015年 4/20 号 [雑誌] 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2015/04/06 メデ…
HYamaguchiさんのブログ記事。 H-Yamaguchi.net: 議会質問なんか業者に作ってもらえばいい 記事のリンク先は多分、ズレてて、こっち。 議員向けの有料サービス登場 議会質問「売ります」、地方議員「買います」 (産経新聞) - Yahoo!ニュース 地方議員向け…
ちょっとネットで数日前にバズってた記事。 「日本の町工場は農業になる」 シリコンバレーに26年、製造業に携わる経営者が語る、日本の危機と可能性 | TechPeopletechpeople.jp 感想は大きく3点あって、1つめは前段の日本のエレクトロニクス企業の衰退につ…
昨日、平成27年3月31日をもちまして、市役所を退職しましたので、お知らせします。 ここ数週間のエントリで、辞めそうな空気をご心配いただいておりましたが、 &lt;a href="http://aemdeko.hateblo.jp/entry/2015/03/07/115803" data-mce-href="http://…
アイデアのつくり方 作者: ジェームス W.ヤング,竹内均,今井茂雄 出版社/メーカー: CCCメディアハウス 発売日: 1988/04/08 メディア: 単行本 購入: 91人 クリック: 1,126回 この商品を含むブログ (376件) を見る 1940年にアメリカで初版が出た後、61年に日本…
看板のない居酒屋 作者: 岡村佳明,「元気が出る本」出版部 出版社/メーカー: 現代書林 発売日: 2013/03/02 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る なんか、もう少し経営戦略とか、マーケティング、ブランディング的な話を期待…