都市工学
このところ文献を渉猟したり、読んで思ったことを頭の中で整理したり、それをこのブログに書き留めたり、ということが滞りがちで、ちょっといけませんね。これから独立創業者になるにあたり、自分のタイムマネジメントと言うのは、経営者が管理すべき資源の…
分析的な話と言うよりも、見てきた感想を備忘録的に。 【1 歴史:古代から近代までの中心市街地の変遷】 まず、上越市に詳しくない方のために、歴史的経緯を。 ※地図は国土地理院地図を勝手に一部加工。 上古の上越市周辺はよくわからないんですが(ヌナガ…
Can Silicon Valley Be Saved? - fast co.design http://www.fastcodesign.com/3024987/innovation-by-design/can-silicon-valley-be-saved 以下、抄訳(って表現は正しくないかも。自分なりマトメの日本語版)。 シリコンバレーのテック系企業で働く高給の…
ジョン・アーリの「社会を越える社会学」を読み始めたんだけど、途中、面白い要素も散見されるものの、中々、キツくて、ちょっと中断。 社会を越える社会学―移動・環境・シチズンシップ (叢書・ウニベルシタス) 作者: John Urry,武田篤志,伊藤嘉高,ジョンア…
先日のニューヨーク市長選で勝利したデブラシオ氏が政策の中心に掲げたのは、貧富の差の拡大再生産にどう歯止めをかけるか、だ、そしてその難しさについて、という記事。 Why It's So Incredibly Difficult to Fight Urban Inequality - Richard Florida and…
昨日、今日と2日続けて地元の県庁所在地に出かける用事があった。 県庁所在地までは幹線道路を車で45分、高速道路なら片道800円で15分。と言っても、それはインターからインターまでの時間で、実際には家からインターまでと、向こうのインターから中心部ま…
最高の「商い」をデザインする方法作者: 松本大地出版社/メーカー: エクスナレッジ発売日: 2012/06/01メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 2回この商品を含むブログを見る 最初に断っておくと、「エコ」とか「サステナビリティ」みたいな思想には、…
ちょっとツイッターで面白い流れをみかけ、とぎゃるほどでもないかと思った(つか、とぎゃった、半年ROMってる最中で、使い方がよく分からんw)ので、自分用まとめ。 しかし地方経済を下支えするための公共事業によるインフラ整備がかえって地方の若者の…
ハード・ロック/ヘヴィ・メタルを聞いている人間としては、デトロイト言えば、やっぱり、KISSである。モータウン・レコード? 何それ、おいしいの? 的な話である。 Kiss - Detroit rock city - YouTube ALIVE 2 (REMASTERED)アーティスト: Kiss出版社/メー…
この話を書くにあたって、大きく2つの方向があるのだけれど、両方を混ぜるとそれはそれで混乱しそうなので、なるべく心を平静に努めて、片方についてだけ書く。もう1つの視点は、そのうち書く。まあ、結論は同じところにたどりつく…んじゃないかと、今の時…
先日、togetterでマトメられてた「都市がイノベーションの中心である本当の理由」って、マトメが面白かったです。 一応、原文の元記事も読んできたけど、あんま読む価値なかったw まとめとの大きな違いは、前段のなぜ、都市で爆発的な成長が起きるかって言…
以下、特に論理的な考察もデータの積み上げもしていない個人的メモ。 日本全国、中心市街地活性化ってのは大きなテーマで、おそらく今、全国の自治体でこの活動を「商店街振興」として取り組んでいるところは、少ないと思う。 理由はよく分かりません。既得…
このブログを始めて、週1回くらいのペースで更新できたらいーな、とそんなことを考えていたときもありました。あの頃、私は若かった。 別に読んだ本の感想だけのブログにするつもりもないんだけども、何となく読んだ本の感想を書こうとか思ってると、他のネ…
本を読んでいると眠くなるという奇病に冒されておりまして、連休以来、遅々として読書が進まず、ようやく1冊こなしました…。 発展する地域 衰退する地域: 地域が自立するための経済学 (ちくま学芸文庫)作者: ジェインジェイコブズ,中村達也出版社/メーカー:…
前々回、前回と感想も小出しにしてきましたが、(財)民間都市開発推進機構 都市研究センターの「Urban Study」、Vol.46(2007/05)、久繁哲之介による研究リポート「都市にサード・プレイスを創る」を読み終わりました。 まあ、6年前の報告で、しかも、個…
歩いて暮らせるまちをつくる。 その前に、人はどうやったら歩くのか。どういうときに歩くのか。 歩数計を付けて3日間、毎日の歩数は、4,300歩、1,500歩、7,700歩。 1日目は、通勤往復と昼と夜の食事の買い出し。デスクワークなんで勤務時間中に歩くことは、…
昨日の続きです。論文自体は、A4で180ページくらいあるので、やや字組みがまばらとは言え、やっぱり新書にすると350ページくらいありそうです。ペース的には、1日50ページくらいしか読めてないので、やっと半分か3分の2くらいです。 さて、昨日のテ…
午前中に続き、(財)民間都市開発推進機構 都市研究センターの「Urban Study」今度は、Vol.46(2007/05)を読んでます。 本号では、全編を久繁哲之介による研究リポート「都市にサード・プレイスを創る」に当てています。久繁氏については、この辺を当たり…
(財)民間都市開発推進機構 都市研究センターが発行する「Urban Study vol.50 (2010/6)」所収の研究報告「コンパクトシティをどう考えるか」(大木 健一)を読んだ。 A4二段組20ページですが、地方都市でコンパクトシティ実現するための諸課題がよくマ…