まあ、辞めるなら辞めた方がよい
普段、あまりチェックしてない(けど、たまにTLに流れてくる)高知在住ブロガー、イケハヤ師の記事が、流れてきたので、一応、感想を。
ま、質問、と言うか相談を寄せられた立場上、相手に優しくならざるをえず、こういう回答になってしまうのは理解できるのだけれど、質問者の立ち位置に対して、ズレた回答だと思う。
なんつか、おそらく本人の中で辞める結論は出ていなくて、むしろ親との関係性など辞めてしまえば、本来、どうにでもなる。
辞めたいけど、辞める勇気が持てないことを親のせいにしてるだけだよね。
と、何年も辞めようと思い続けて、踏ん切りつかなかった自分としては思うんですよ。勇気、つうか、不安を払しょくする何か。利害、損得を精緻に把握して、決断するプロセス。
とりあえず、自分だったら、どういうアドバイスをするか、と考えてみると、まず、お若いようなので会社に在籍したまま、一度、本気で転職活動をしてみる、というのがいいんじゃないだろか。学生時代の就職活動…に失敗して、くだらない組織に所属している訳だから、それ以上に本気で。
もちろん、転職活動が具体化すると、現在業務の引継ぎとかのための離職タイミング、とかも考える必要が出てくるけど、それは具体化してからでよい。
まずは真剣に動いてみることで、自分が本当は何をしたくて、今いる組織の何に不満があるかをより精緻に考えることになる、と思うんですよね。
あと、既存の組織に所属するのは、もう無理だ、自分で事業を立ち上げよう、と思うなら、その事業の立ち上げに、一体どれだけの費用が必要なのか、金融機関の融資や、現実的な知人の出資を差し引いた後、自己資金がいくら必要で、それを溜めるのにどれだけの時間が必要かを考える。
事業に必要なスキルとかは、金を稼ぐ期間を決めてから、逆算でその時間内で学べることだけ学べばよい。どうせ、事業を立ち上げれば日々勉強だし、立ち上げた後の成長スピードの方が早いのだから。
できれば、事業を始める資金だけじゃなく、終わらせる資金、つまり、その事業が失敗に終わったときに、社会復帰するためのリスタート資金として、いくらくらい必要かも考えて、合わせて貯金する。
もちろん、どちらの資金源としても、自分のお金だけじゃなくて、既にお金を持っている/稼げる見込みの高い彼氏/彼女を捕まえておく、というのも十分、立派な選択肢だと思うんだけど。
とりあえず、ムダだと思いながら1日8時間も(自分の場合は平均13時間以上+たまに飲み会+休日出勤)仕事に拘束されているのは、何よりも単純に、人生の貴重な時間を浪費している、と思います。
それなりに仕事に注力し、結果を出してきた(つもりの)自分でも、そう思ってたんだから、仕事に打ち込めない人なら、なおさら早く動いたほうがよい。
親は…「転職決まったんで会社辞めてきたわ」と事後報告だけすれば、何とも言わないでしょ?