aemdeko

日々の仕事に必要な調べ物の結果や個人的見解を備忘録的に書いておくと他の人に役立つこともあるかも、くらいのノリで。対象範囲は人口構造、社会保障費、都市計画、行政運営、地方自治あたりになろうかと。

【中心市街地】なんぞ、この商店街…大丈夫か?/空き店舗の壁に「架空商店街」、北アイルランドで町おこし

 

空き店舗の壁に「架空商店街」、北アイルランドで町おこし | 世界のこぼれ話 | Reuters

 

空き店舗や空き家の壁に架空のお店の絵を描き、町に明るさを取り戻そうというプロジェクトが始まった。

10店舗以上の空き店舗の壁に、昔ながらの靴屋やパンやケーキを焼くベーカリーなどが出現。人が窓から外の様子を眺めている姿や、動物たちがドアから外に抜け出していく様子なども描かれている。

 

町によると、このプロジェクトを始めてから観光客の数が増えているという。

 ※実際の写真もリンク先、元記事に。

 

北アイルランドで町おこしのために空き店舗の壁や窓に、営業している店舗風の絵を描いてみた…という、お話なのさ。

 

英語で検索したら、ロイターの元記事とかも出てきたけど、地元(?)ベルファストの新聞も出てきた。

 

The Co Antrim town where nothing's as it seems - BelfastTelegraph.co.uk

 

ざっくりナナメ読みすると、日本語記事にもあるとおり、元々はウィスキーの醸造で有名な街だったけど、すっかり廃れてた。でも、近くにユネスコの世界遺産があったりして、ちょっと観光客が増えてきてる。で、6月に近郊でG8が開催されることから、ちょっと観光的な町おこしをしかけてみた、という話…で、いーのかな?

 

ま、実際、このベルファストテレグラフ、ロイターの他、がーディアンとかの記事も、ここ数日のが出てくるので、おそらく本当にG8に絡んで見かけた記者の間とかで有名になって、こうして世界に発信される記事になった、という意味では、ひとまず成功なんじゃないだろか。

 

でも、こうなると次に店を開けたいとかいう人が現れても、店には使えなさそうに見えるので、その辺、街全体の収支として、店に使わない、という選択肢で良かったのか、あるいは観光客が増えてきて店として使いたい場合には、使えるように仕掛けてあるのか、とか、その辺は若干、気になりました。