aemdeko

日々の仕事に必要な調べ物の結果や個人的見解を備忘録的に書いておくと他の人に役立つこともあるかも、くらいのノリで。対象範囲は人口構造、社会保障費、都市計画、行政運営、地方自治あたりになろうかと。

【都市工学】地獄への道を善意の公共事業でアスファルト舗装

 ちょっとツイッターで面白い流れをみかけ、とぎゃるほどでもないかと思った(つか、とぎゃった、半年ROMってる最中で、使い方がよく分からんw)ので、自分用まとめ。

 

 

 途中、中心市街地に核店舗あった方が、郊外型SCに対抗できるよね、的な話も出てきてたのですが、ウチの街では既に核店舗(駅前長崎屋、再開発地区ジャスコ、旧市街地地元資本)の撤退が完了してるので、載せませんでした(笑)。

 

 ちなみに、この日曜日に、某・田中角栄先生のお膝元(人口30万?都市)で、田中先生関連バス会社が広大な土地を持っている地域の美術館とSCに行ってきました。

 美術館には全然、若い人がおらず、30代の自分が一番、若い方。会期が始まって1カ月なので、若い人たちは既に見終わっている可能性もありますし、休日の開館(午前9時)直後みたいな時間帯のせいかもしれませんが。

 

 一方で、そこから徒歩五分くらいのSCまで…この間には、広い歩道が整備されているのですが、まったく歩いてる人などいるはずもありません。夏で暑いからって、この大豪雪地域で、暑い時季に歩かなかったら、冬なんてもっと人が歩くはずもなく、春と秋の何カ月のために歩道整備してんだよ?って話です。

 

 そして、SCの中は大混雑でした。中学生くらいのグループから、若いカップル、家族連れ、中年夫婦まで。

 しかし、5年ぶりくらいに当該SCに行ってみて、入居してる店舗がなんか、アレですね、こうエヴェレット・ロジャースのイノベータ理論で言うところの「アーリー・マジョリティ」向けブランドばっかりで、「イノベーター」向けブランドなんかSCに入ってる訳ないんですが、それにしても、「アーリー・アダプター」向けブランドも1店も見当たらなくて、よく、こんな品揃えで客が集まってるな、という。

 いや、こういう品揃えだからこそ、人口のボリュームゾーン狙いで客が集まるんですよね、とか、そういう話ではなく。

 

 多分、あの街でも流行に敏感な…あるいは文化や感性を重視する人たちは、県庁所在地まで買い物に出るんだろうな、と思いました。田中先生謹製の高速道路使って、車で1時間強? 同じく新幹線なら30分弱。まあ、東京まで新幹線で2時間掛からない地域ですからね。朝8時に家出て10時に東京着いて、夕方7時まで1日買い物して、夜9時には家に帰れる。

 でも、うちらや彼らは買い物に行けるけど、東京の人らは滅多にこっちに来ないからね。