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日々の仕事に必要な調べ物の結果や個人的見解を備忘録的に書いておくと他の人に役立つこともあるかも、くらいのノリで。対象範囲は人口構造、社会保障費、都市計画、行政運営、地方自治あたりになろうかと。

【歩く】歩数計を付けて3日、人が歩く行動パターンを考えてみた

 歩いて暮らせるまちをつくる。

 

 その前に、人はどうやったら歩くのか。どういうときに歩くのか。

 

 歩数計を付けて3日間、毎日の歩数は、4,300歩、1,500歩、7,700歩。

 1日目は、通勤往復と昼と夜の食事の買い出し。デスクワークなんで勤務時間中に歩くことは、ほぼない。

 2日目は、一日ずっと家にいて、夕飯の買い出しだけ。

 3日目は、近所回りと、大都市への買い物と、夜の飲み会(電車で1駅)。

 で、その飲み会から今朝(!)歩いて帰ってきて、3,700歩。

 

 まあ、自分は結構、歩くことを厭わない人間なんですよ。小学校の時、「自転車の補助輪を外す練習するより、歩けばよくね?」と思って、歩くようになって以来、中学・高校では自転車に乗るようになったけど、大学で東京に行ってからは、また歩くようになった。

 で、こっちの人間は、高校卒業して車に乗るようになると、今まで自転車か徒歩で行ってたようなところにも車で行くのだけど、自分はこっちに戻ってきて10年以上、経って、まだ、結構、歩いている方。

 なので、「始発が来るまで2時間あるし、1駅(約4,000歩、3キロ)歩くか」ってことは、別にそれほど苦痛ではない。実際、新幹線で東京に行った帰り、在来線の接続が悪いときには、今日と同じ駅から家まで歩くことは年に何回かある(さすがに荷物デカかったりすると、メゲてタクシー捕まえるけど)。

 

 ただ、それでも、普通の人に3キロはムリじゃね、と正直、思った。

 多分、この3日間の実感としては、目的を持って、純粋な移動のために歩ける限度は、1,500歩、1キロくらいが限界じゃないかと思う。年に何日か長い距離を歩いてみる日はあっても、毎日、実行できる限度は、そんなもん。

 まあ、駅の距離間って、そもそも、そういう設定になっているんだろう、と思うのですけどね。

 

 では、1日に必要な歩数、8,000歩を達成するためにどうするか。

 答えは、この3日間で言えば、近所のスーパーへの買い出しと、大都市での買い回りの中にあって、目的地の中(店内)で歩くか、複数の目的地間(店舗間)を歩くか、しかないのだろう。

 まあ、買い物という目線でいえばね。買いものじゃなくても、いろいろなモノを探しながら1つの場所の中を歩き回ったり(美術館とか、動物園とか?)、複数の場所の間を移動したり(これは買い物以外では特に思いつかないけど、ゴミ拾いとか?)、というのが、「気付かないうちに意外と歩いていた」、意欲が萎えずに歩数を伸ばせる解決策なのだろう。

 

 という意味では、中心市街地の店舗の集積を活用する、というのは意味のあることなんですよね。どう活用するか、という問題は、また別として。